Categories: 記者ノートコラム

企業努力

 丹波市春日町の養鶏業「カンナンファーム」は、アメリカからトウモロコシの個人輸入を始めた。目的はニワトリの餌にするため。8年前に規制緩和で、家畜の餌として輸入するなら関税が安くなった。同社ではトウモロコシにニンニクなどを混ぜた独自のブレンド餌をやっていたが、検討を重ねた結果、輸入した方が良いトウモロコシが安く手に入る、と判断したのだ。 神戸港から直送されたトウモロコシを見せてもらった。収穫したその場で乾燥させたもので、調理すれば人間も食べられる、地面に植えれば芽が出るのだそうだ。 続いてトウモロコシを餌に加工する粉砕機を見学。アメリカの会社から購入したが、バラバラの状態のため、組み上げなければならなかった。その時、社長の頭に部品が直撃。「ヘルメットがなかったら死んでました」と話されたが、思わずぞっとしてしまった。 そのほか、書類の作成や税関の検査など、わずらわしいこともたくさんあるようだ。しかし、「安全でおいしい卵を届ける」のが同社の信条。普段の食卓に並ぶ食材は、そういった企業の並々ならぬ努力の結晶だと、改めて感じた。(西澤健太郎)

Share

Recent Posts

篠山市乾新町で写真展 合併20周年祝って

 週刊のコミュニティー紙を一人で制作・発…

4時間 ago

ツタヤ柏原店 9月30日で閉店 24日からセール

 柏原町母坪のコモーレ丹波の森内のTSU…

4時間 ago

ノーベル賞受賞 2氏の思い紹介 9月28日、篠山市民センターで

 出版社「平凡社」を創設した篠山市出身の…

4時間 ago

アジア大会競泳メダリスト 溝畑樹蘭さん 五輪への思い語る

 今年8月のパンパシフィック水泳選手権大…

4時間 ago

劇研椎の実 9月29・30日に70周年記念公演

 敗戦から3年後の1948年、兵庫県丹波…

1日 ago

一般社団法人「天内」代表理事 伊勢隆雄さん(篠山市大山上)

伝統作物の復興に尽力  兵庫県篠山市大山…

1日 ago