「柏原日赤は市立病院化しない」


辻市長が議会答弁
必要部分に公的支援

 辻重五郎丹波市長は10日の市議会一般質問で、 柏原赤十字病院の市立病院化に関し、 「現在の柏原赤十字病院側から示されている条件で市立病院化はしない」 との考えを改めて示した。 あわせて柏原病院と内容の異なる病院として存続を求め、 市が政策的に必要と判断する部分は、 公的支援を行なう考えを示した。 岸田昇議員の質問に答えた。
 辻市長は、 「(柏原赤十字の) 引きあげをねらって、 (日赤県支部の提案を受け入れられないと) 回答した訳ではない。 政策的に必要な分は (お金を) 出すと日赤側に言っている」 と述べた。 また、 場所や財政の問題だけでなく、 昨年4月以降の柏原赤十字の弱体化を問題視。 「市立病院化をはかって (医療の充実が) できるのであれば、 今できるはず。 それが (診療の) 縮小ばかりの方向では (日赤の提案には) 応じられない」 と述べた。
 辻市長は昨年、 丹波市が日赤県本部を指定管理者にして、 山東地域 (春日、 市島) に病院を新設する市立病院構想に対して、 日赤側から年間3億円の施設整備負担金や、 移転先を山東地域以外とするなどの提案を、 「受け入れることはできない」 と回答していた。=07年1月14日掲載