丹波市地域医療協議会が初会合


要望など出し合うにとどまる
6月めどに「地域医療のあり方基本計画」策定

 丹波市にとって望ましい医療体制を考える 「丹波市地域医療協議会」 (座長=辻重五郎丹波市長、 25人) の初会合が25日、 市柏原支所で開かれた。 同市の地域医療の現状について説明があった後、 委員による意見交換が行なわれたが、 医師不足から生じている現状への不安や、 医師会、 病院、 県などへの要望をそれぞれの立場から出し合うにとどまった。
 同協議会は、 医療関係者、 市議会、 公共的団体、 地域代表、 県、 市で構成。 医療提供体制や救急災害医療の充実、 地域ケアの推進などについて検討する。 6月をめどに 「地域医療のあり方基本計画」 を策定する。
 意見交換は非公開で行なわれた。 座長の辻市長によると、 病院が弱体化している現状や、 丹波地域医療確保対策圏域会議が示した、 産科、 小児科を柏原病院へ集約する案を不安視する意見が出た。
 また、 県の 「ドクターバンク構想」 に期待する意見や、 医師会に対して休日診療所の診察時間を延長するよう求める要望、 さらには医師減少の原因を、 労働実態なども含めて明らかにするべきではないかという意見も出た。
 辻市長は 「まずは集約化される産科の問題も含め、 柏原赤十字病院への対応をどうするかが緊急的課題と考えている。 病院と医師会との連携も重要だ」 としたうえで、 「市の医療にとって柏原病院の充実は不可欠」 との考えを改めて示した。=07年1月28日掲載