発掘現場が観光名所に 多くの見物客でにぎわう


 化石が見つかった山南町上滝の旧上久下村営水力発電所跡周辺は、 発掘現場を一目見ようとする見物客でにぎわっている。 県立人と自然の博物館が11日に発掘場所を公表したのを受け、 最初の週末となった13、 14日には400人以上が見物に訪れた。
 発見現場周辺はロープが張られ、 そばまで近づくことができず、 水力発電所跡の建物のかげになっているため見ることもできない。 現場では、 同博物館の研究者が交代で今回見つかった化石の意義や、 発見当時のようす、 篠山層群の特徴などの説明にあたっている。 記念撮影をする人も多く、 観光名所になっている。
 春日町出身の水口時世さん (64) =三田市=は、 「いなかの誇りに感じる。 これで丹波市の名前が知られるようになれば」 と言い、 山本修君 (6) =氷上町横田=は、 「もっと近くで見たい。 僕も化石を見つけたい」 と目を輝かせた。 篠山市出身で、 帰省中に見学に訪れた堀毛美智代さん (51) =札幌市=は、 「北海道でも大きく報道されていました。 子どもの頃、 もう少し上流にあるおばあちゃん家の近くの篠山川で泳いでいました。 おばあちゃん家の畑からも、 恐竜の足跡くらい見つからないかな」 と話していた。

<写真>恐竜の化石の発見現場。一目見ようという見物客でにぎわっている=山南町上滝で

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