テレビ

2007.01.29
未―コラム記者ノート

 先日、サンテレビの「地域密着の丹波新聞」という特集で、会社がテレビ取材を受けた。ニュース番組の企画で、6、7分の放映時間だったが、取材チームのカメラマン、記者、アシスタントの3人は、2日間びっちり取材に入られた。朝のラジオ体操から始まり、各部署の様子、配達風景や朗読ボランティアの活動まで撮影。数分の番組をまとめるのにこれだけの時間と労力をかけているとは、思いもよらなかった。 もう一つ驚いたのは、取材にカメラマンが同行してこられたのだが、カメラが自分に向いていると、なぜか元気が出てきたことだった。いつのまにシャイでなくなっているのか…と思ったが、たぶん「取材されること」がうれしかったのだと思う。 この気持ちは、「ちょっと取材に来てぇな」と呼んで下さる読者の方と同じだろう。自分が話を聞かせてもらったり、写真を撮らせてもらうことで、少し元気を出してもらえるとすればとてもうれしい。 取材を受けた翌日、恥ずかしながら背中が筋肉痛ぎみだった。ふだんより姿勢を正していたらしい。テレビカメラにはさまざまな効果があった。(徳舛 純)

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