丹波市職員で「恐竜博士」チームを組織


 丹波市は五日、 日本最大級とされる、 山南町上滝で発見された恐竜化石をいかしたまちづくりの方策を市職員自ら考えようと、 プロジェクトチーム 「あすなろ恐竜博士」 (十五人) を組織した。
 同チームは恐竜化石を生かしたまちづくりの方策や、 それに必要な調査研究、 全国発信するための手法の研究、 関係機関との連携方策などを検討し、 市に提案する。 原則として通常の業務時間外に自主的な活動を行なう。
 一人ひとりに任命書を手渡した辻重五郎市長は 「化石発見は新年そうそう、 うれしいニュースだった。 何より子どもたちに夢を与えた。 ボランティアでの活動になるが、 時には現場へ行き、 時には資料をあさるなど、 大いにハッスルしてほしい」 と激励した。
 また、 永井隆夫技監が、 ▽発掘現場や上久下公民館、 さんなん観光案内所などに恐竜化石をPRするパネルを展示▽発掘状況を撮影したビデオの公開―などを検討していることや、 人と自然の博物館との間で、 しばらくは発掘を優先させ、 人を呼び込むことはやめようという考えを確認していることなどを報告した。
 委員らは 「発掘現場を遠目からでも眺められるように足場を組んではどうか」 「人博のホームページにリンクさせるのではなく、 市独自の情報発信も必要では」 「JRの電車が下滝付近を通過した時、 車内アナウンスをしてもらっては」 などのアイデアや、 「発見者の思いを聞いてみたい」 「ぜひ発掘現場も見てみたい」 「子どもに夢を与えられるような事業をしたい」 などと意気込みを語り合った。

<写真>任命書を受け取るプロジェクトチームの職員=丹波市役所で

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