山南ライオンズクラブが「丹波竜発見報告会」

2007.02.22
丹波の恐竜

 山南ライオンズクラブ (前川実会長、 会員四十三人) が四十周年記念事業の一環として、 三月三日午後一時半から 「やまなみホール」 (山南町谷川) で 「丹波竜発見報告会」 を開く。 青少年健全育成事業として計画した。 恐竜の化石を発見した村上茂さん (同町下滝) が、 発見した時の状況や現在の発掘の内容などを中心に話をする。
 町内の小、 中学校に通う子どもたちにとって、 村上さんは大先輩。 「常日ごろからの地道な努力の積み重ねが、 今回の大発見につながった。 郷土の誇りとして、 子どもたちが成長していく上での心の糧に」 と、 小、 中学生を対象にした報告会を企画した。 実行委員会 (森田太一四十周年実行委員長) を設け準備を進めている。
 報告会の会場ロビーには、 恐竜に関するチャリティーバザーコーナーを設置することにし、 出展者を募っている。 申し込み、 問い合わせは、 山南ライオンズクラブ事務局 (0795・77・2999、 午前十時から午後三時まで)。
 前川会長は、 「興味をもって努力すれば、 夢が実現することを子どもたちに感じ取ってもらえれば。 クラブでは、 地元上滝、 上久下地区と連携をとりながら恐竜化石のPRにつとめ、 地域の活性化に協力したい」 と話し、 報告会を起爆剤にしたい考え。 一般も参加できる。
 同クラブは、 一九六六年十月三十日に氷上ライオンズクラブのスポンサーにより発足。 翌年五月三日にライオンズクラブ国際協会から認証を受けた。 (臼井 学)

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