「篠山病院守ろう」 労組中心に会発足へ


 9月末に国から移譲後10年の法的開設期間終了を控え、 存続協議が続く兵庫医大篠山病院を守ろうと、 同病院労働組合が中心となって 「篠山市の医療をよくする会」 立ち上げの準備を進めている。 署名活動と陳情書提出のほか、 全戸配布を目標にアンケートを実施し、 同病院医療体制の充実などについても市民の意見を求めることにしている。
 アンケートは▽医大篠山病院の存続を求めるか▽同病院の医療体制拡充を求めるか▽具体的に充実が最も要求される診療科は▽全国的な医師不足と看護師確保の中で自治体などへの要望は―の項目を予定。 5月10日過ぎから配布する予定。
 陳情書は5月中ごろに市長宛に提出する意向。 ▽篠山病院の医療体制拡充と存続に向け市民との協議の場を早急に持つ▽市民が安心して出産、 子育てができる産婦人科、 小児科の整備拡充、 いつでもすぐに受診できる救急医療体制―などを要望する。
 4月27日に市民センターで行なわれた第2回準備会ではこのほか、会の結成総会とシンポジウムを開くことなどが提案された。 5月11日に開く次回準備会で日程を決定する。
 同病院労組の平野たまゑ執行委員長は 「患者さんから 『篠山病院がなくなればどこへかかればいいのか』 という心配の声をよく聞く。 長く、 市民の病院として残してもらうには 『自分たちの病院』 という感覚が必要だ。 中には 『いらない』 という人もいるかもしれないが、 率直な意見が具体的に出てくれば」 と話している。