柏原病院内科に赤松氏が着任


 県立柏原病院に5月1日付けで、 循環器 (心疾患) が専門の赤松義樹氏 (41) =春日町黒井=が着任した。 内科医長を務める。 同病院の循環器内科は、 3月末で2人が退職し、 4月から医師不在になっており、 消化器系中心の診察になっていた。 心筋こうそくや、 狭心症のカテーテル治療を得意とする。 救急対応をするには、 同内科医が最低でも3人必要で、 現時点では赤松氏1人であることから、 心疾患の受け入れ制限は当面継続する。 1人で治療ができる、 症状が比較的安定している心疾患 (ペースメーカーの植え込みや交換の手術、 不整脈など) の治療を行っていく。
 赤松医院 (春日町黒井) の赤松暉久院長の長男。 神戸市生まれで、 春日町で育った。 長く大阪府内の病院で勤務。 前任地の独立行政法人国立病院機構大阪南医療センター (河内長野市) では昨年、 約550件の心臓カテーテル手術、 約270件の同検査を行った。 循環器内科医を探していた河本英作同病院副院長 (内科部長) らの声かけで、 帰郷が実現。 心筋こうそくの患者が、 三田や福知山、 西脇に搬送されていることを知り、 都会といなかの医療格差を痛感、 「地域医療の一助に」 と赴任を決めた。 何年先かは分からないが、 父の跡を継ぎ、 開業する予定。 将来の循環器内科の再開と、 病院と診療所の連携の機能強化をテーマにしていくという。
 赤松氏は、 「循環器内科医が3人がそろわないと、 循環器内科の再開はできない。 医師が増え、 将来的に緊急の心疾患が受け入れられるよう、 救急再開の足掛かりを作りたい」 と話している。
 内科学会認定医。 循環器学会専門医。 同病院の内科医は5人 (赤松氏、 河本副院長、 消化器内科医2人、 後期研修医1人) になった。