丹波の秋の味覚を代表する王者、 マツタケが５日、 篠山市内でお目見えした。 同市細工所のＪＡ丹波ささやま多紀支店に待望の１本が持ち込まれた。
　初マツタケは同市東部の山で採れたもので、 重さ70グラム、 長さ11センチの堂々たるつぼみ。 初物の値段の相場をみようと、 同ＪＡで販売せずに市内の市場に出荷した。
　同支店には、 昨年は９月26日に初物が入っており、 今年は10日ほど遅かった。 大西正樹支店長は 「温度が高すぎるのでまだ出ないと思っていた。 気温が下がり、 来週ぐらいにたくさん出るといいですね」 と話していた。