丹波古陶館 古丹波の美術書を編纂

2008.05.24
ニュース

  「丹波古陶館」 (篠山市河原町、 079・552・2524) は、 写真家の藤森武さん(65)=東京都=が古丹波の名品を撮り下ろすオールカラーの美術書 「丹波の名陶」 の編纂を進めている。 撮影はほぼ終了し、 このほど大手美術書出版社 「求龍堂」 から発行が決まった。 同館の中西薫館長(48)は 「古丹波の決定版として完成させ、 全国に普及したい」 と意気込んでいる。 来年の開館40周年を記念した事業。 同館、 日本民藝館、 兵庫陶芸美術館をはじめ、 全国各地の美術館や個人コレクターが収蔵している、 平安末期から江戸末期にかけての古丹波の名品を紹介する内容。 関連する論文や解説も8編収録する。
  「丹波の古陶」 は来年6月の完成予定で、 発行部数1000部。 B4変形判。 売価3万円 (税別)。 申し込み予約受付中。

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