恐竜発掘現場に音声ガイド設置

2008.10.03
丹波の恐竜

 丹波市は、 山南町上滝の恐竜化石発掘現場に、 音声ガイド装置を設置した。 地元住民によるボランティアガイドが受けられない日のために用意したもので、 ぜんまいを回すと自家発電し、 音声ガイドが受けられる。
 装置は高さ約1・3メートルで、 発掘現場の見学場所に設置。 上部のパネルにはイラスト入りで、 「発掘調査って何してるの?」 「見つかった化石は?」 「丹波竜化石工房ってどんなとこ?」 など、 5つの質問があり、 下部のハンドルを20回まわすと、 1つの質問に対する答えが音声ガイドで聞ける仕組み。 丹波竜マスコットの 「ちーたん」 も描かれている。
  「いつか国際的な観光地に」 との願いから、 英、 中、 韓の3カ国語の音声案内も設けた。 パネルに記されたすべての漢字にルビをふるなど子どもたちにも分かりやすい工夫もしている。

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