新品種のクリ 「ぽろたん」試験栽培

2008.10.07
ニュース

 柏原町石戸で、 観光農園を営む河村修治さんが、 新品種のクリ 「ぽろたん」 の試験栽培を行っている。 名前の通り、 鬼皮と一緒に渋皮が 「ぽろっと」 むけるのが特長。 河村さんによると、 一般的なクリと同じ栽培方法で特に手間がかかることはなく、 食味も甘味があり、 味もひけをとらないという。 「加工用の需要が見込め、 今後、 栽培が広がるだろう」 と話している。
 同品種は、 果樹研究所 (つくば市) が開発したもの。 一般的に日本グリは大粒で香りや味が良いが、 渋皮がむきにくく、 中国グリは小粒だが、 むきやすいとされている。 「ぽろたん」 は、 日本グリでありながら、 中国グリのようなむきやすさを実現した。

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