篠山市は、 今後10年間を見通し、 2010年度までの具体的な行財政改革を示した 「篠山再生計画 (行財政改革編)」 と、 地域の活性化を示した 「同計画案 (まちづくり編)」 をまとめ、 19日に発表した。 行財政改革編は6月に発表した計画案を、 市議会や、 各中学校区で実施した 「ふるさといちばん会議」、 要望書や署名などの内容を考慮し、 一部修正。 122項目の具体的な取り組みを示した。 支所や公民館、 診療所の見直しが計画案から小幅になったが、 議員手当てなどの新たな削減項目もあり、 計画案とほぼ同等の昨年度比約13億3000万円の効果額を見込む。 酒井隆明市長は 「改革は暗いと言われるが、 この苦しい状況を打開する道筋が立てられたのは大きな前進。 少しは安心してほしい」 と話した。