「篠山層群は恐竜動物群」 研究員が講演


 恐竜化石の 「丹波竜第4次発掘調査報告会」 (県立人と自然の博物館、 丹波市主催) が5日、 柏原公民館で行われた。 発掘ボランティアや恐竜化石ファンら約60人が参加。 同博物館が、 発掘ボランティア (登録58人) に感謝状を贈ったほか、 同博物館の三枝春夫主任研究員の講演に聞き入った。 同研究員らと気軽に恐竜や太古の生物について語り合うカフェも催された。
 4次発掘は、 昨年12月から今年3月5日にかけて行われ、 竜脚類の歯5点、獣脚類の歯7点、鳥脚類の歯16点、 カエルの骨19点などを含め、 2667点の化石が確認された。
 三枝主任研究員は講演で、 「恐竜は大きく竜脚類、 獣脚類、 鳥脚類、 角竜の4つのタイプがあり、 篠山層群からは恐竜の仲間の主要なものが出る可能性があり、 『恐竜動物群』 と言える。 アフリカ、 インド、 南米にはその地域独特の動物がいるが、 恐竜も同じ。 篠山層群は、 中国の前期白亜期後期の動物群と似ている」 と解説。
 その上で、 「は虫類や哺乳類など様々な化石を発掘し、 当時の動植物や環境を明らかにすれば、 おもしろい研究となる。 丹波、 篠山両市域での発掘調査が必要だ」 などと話した。

   恐竜