丹波市山南支所1階に化石工房を移転・拡大


 丹波市は、 山南住民センター (山南町谷川) にある丹波竜化石工房を、 隣の山南支所1階に移転・拡充する内容の詳細を発表した。 予算は約8900万円で、 約15メートルの原寸大立体壁面を作るなど展示を充実させる。 12月4日にオープン。
 移転先は、 昨年まで市教委社会教育課が使っていたスペースで、 広さは約670平方メートル。 現工房の約4・7倍になる。
 メーンの展示ゾーンでは、 丹波竜の壁掛け型原寸骨格図 「ウォールマウント」 を作成。 丹波竜の全体骨格図を壁に作り、 発掘された部位からレプリカをはめ込んでいく。
 このほか、 現工房に展示されている 「産状レプリカ」 (埋まっていた状態を再現したもの) や、 実際に発掘に使われた道具なども置く。 丹波竜の本物の化石も、 現工房の展示よりも多くなる予定。
 化石のクリーニング作業を行うスペースは現在とほぼ同じ広さだが、 外にモニターを付けて、 作業工程を解説する。 入り口ゾーンでは、 丹波竜が発掘された篠山層群にスポットを当て、 丹波の自然環境を解説。 センサーでしゃべるちーたんの巨大人形も置く予定。   
 このほか、 子どもたちが触ったり操作したりして学べる機器を置くハンズオンゾーンや、 30人規模の利用に対応できるスペースも設置する。
 財源は、 昨年国から交付された 「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」 (1億3700万円)。 丹波竜マスコットキャラクター 「ちーたん」 の金塊像制作が検討されていたが、 見直しを求める声が上がり、 工房拡充案に変更された。 残りの予算は、 発掘現場の駐車場舗装などにあてる。

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