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新種「真獣類」と判明 篠山層群のほ乳類化石

 2008年、 篠山市宮田の白亜紀前期 (1億4500万―9960万年前) の地層 「篠山層群下部層」 (約1億1000万年前) から見つかった、 国内最古級の小型ほ乳類化石は、 新種の 「真獣類」 であったことが、 県立人と自然の博物館と愛媛大学などの分析で判明した。 同博物館の三枝春生主任研究員は、 「白亜紀前期の真獣類の化石は世界でも7種しか見つかっておらず、 我々人類の祖先とも言える真獣類の初期の進化の過程を探る上でも、 大変貴重な化石」 と言い、 「今後も宮田の地層からは、 そのほかのほ乳類化石が出てくる可能性が十分にあるので、 今回の発見は始まりのひとつに過ぎない」 と期待をにおわせる。

 分析したのは、 長さ約2・5センチの下あご骨の化石。 歯の本数やその表面の凹凸模様、 歯とあごの形状などから、 真獣類と断定。 さらに、 各国で発見された10数種類の白亜紀前期の真獣類化石と比較した結果、 それぞれの特徴が、 どの種とも異なっていることが分かった。 下あごの特徴、 大きさなどから、 体長10数センチほどのネズミのような動物だったとされる。

 真獣類は、 ほ乳類の一グループで、 ヒトやイヌなどを含む有胎盤類のこと。 現存しているほ乳類は約4300種にのぼるが、 有胎盤類はそのうちの約4000種を占める。 ほ乳類は3つのグループに大別され、 真獣類 (有胎盤類) 以外に、 カモノハシなどの単孔類とカンガルーなどの有袋類がある。

 

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