市名変更で修正案 反対議員が提出へ 篠山市会


篠山市会の補正予算特別委員会政策総務分科会は5月26日、 付託されていた市名変更検討事業費を含む補正予算を審議し、 5人の委員中2人が賛成。 反対した最大会派に所属する議員の1人が6月9日の同委員会全体会で同事業費を除いた補正予算修正案を提出することを明らかにした。

同議員は、 「市民から市名変更の機運は感じられない。 機が熟していないのに、 アンケートをとる必要はない」 としている。また、同議員が所属する会派 「新青藍会」 は28日、 市名変更に反対の意見チラシを新聞折り込みで配布し、 ▽丹波市の誕生で不利益はない▽市名変更の経費は市が言う6000万円ではなく、 1億円を超える―などと、 財政再建を優先すべきとしている。

これに対し、 昨年、 市名変更の要望書を酒井市長に提出している会派 「新風」 の大上磯松代表は、 「市民の意見をまず聞くべきだ。 市名変更について酒井市長の強いリーダーシップが必要」 とし、 「合併時は篠山市に決まったが、 丹波市の誕生で大きく状況が変わっている。 農業関係で影響があるのでは」 と話した。

市名変更について市は昨年、 庁内プロジェクトで検討。 酒井隆明市長は21日の施政方針で、 「市民の中から 『丹波篠山市』 にすればとの提案がある。 慎重に検討していく」 と述べた。 提案している補正予算では、 アンケート実施の経費など29万円を計上している。

また、 酒井市長は26日、 21日の施政方針の一部を訂正。 「市名を変更することを前提とする表現が誤解を招く」 とし、 「市名変更について検討」 を 「市名について検討」 などと訂正した。