丹波市美術作家協会


 第一線で活躍している丹波市内在住の作家でつくる丹波市美術作家協会の作品展が、8日まで丹波の森公苑で開かれている。招待作家も含めた21人が絵画、彫刻、工芸、書、写真の5分野の計約60点を出品。丹波市の美術界を代表する、そうそうたる顔ぶれの力作が集結している。▼「丹波の地の美術を全国に発信していこう」と、昨年結成された同協会。今回で2回目になる作品展は、新メンバーの4人も加わり、昨年よりひと回り大きくなった。木寺明会長によると、来年の作品展では、中央で活躍している作家を招くことを考えているという。▼さらに夢は広がる。丹波市出身の作家、篠山市の作家をゲストとして迎える。丹波市を飛び出して開催する。木寺会長は「身内だけで固まってしまうことなく、刺激を求めたい」と言い、絶えざる向上をめざす。▼「すぐれた芸術家は、激しい意志と決意をもって、既成の常識を否定し、時代を新しく創造していく」とは、芸術家の岡本太郎の弁。現状に安住することを嫌い、闘うことを拒みもせず、新しい世界の創造に向けて常に超克していく。それが芸術に携わる者の基本姿勢なのだろう。▼同協会のメンバーは、創作活動に真剣に立ち向かう人たちだ。今後、どのように協会の活動が展開されるのか楽しみにしたい。(Y)