被災地のがれき受入方針「保留」 丹波市


 丹波市は、 4月22日の市議会民生常任委員会で、 東日本大震災のがれきの受け入れについて 「保留」 との考え方を示した。 市生活環境部は、 「受け入れについて判断するだけの材料がそろっていない」 としている。

 保留の理由について市は、 ▽焼却灰の処分先である大阪湾広域臨海環境整備センター (フェニックス) の対応が定まっていない▽市島クリーンセンターの飛灰 (焼却灰より細かい灰、 煤塵) は以前から三重県伊賀市で処分しており、 同市の受け入れに対する考え方を確認中―などをあげる。

 同部は、 「がれき処理に関しては、 クリーンセンターの関係自治会とも協議する必要があるが、 そもそもフェニックスが受け入れしないとなれば、 話はそこで終わってしまう」 と話している。

 同市は昨年4月時点で、 がれきを受け入れる余力のある施設として春日 (処理能力=日15トン)、 市島 (同=同12トン) の両クリーンセンターをあげ、 春日で1日1・5―3トン、 市島で1日3―6トン、 年間で計1170―2340トンの処理が可能との試算を出している。