柏原看専存続「必ずしもこだわらず」 石川県議が市議と懇談


 丹波市議会民生常任委員会 (田坂幸恵委員長、 8人) が7月9日、 石川憲幸県会議員と、 県立看護専門学校の閉校問題について懇談した。 石川県議は、 「存続を願う気持ちは分かるが、 掘り下げて考えると、 丹波地域で優秀な看護師をどう確保するかということで、 ここに知恵を絞る必要がある」 と述べ、 同看専の存続に必ずしもこだわらない考えを示した。

 石川県議は、 ▽看護専門学校が減り、 4年制の看護大が増えている▽丹波市からの柏原看専入学生が少ない▽看専からの県立病院への就職率が低い▽過去5年間で同看専から県立柏原病院への就職者は2人▽県の一般会計負担金が毎年1・2―1・6億円かかっている▽施設の建て替えに5―6億円かかる―と県病院局の資料を元に、 「廃校理由」 を説明。「柏原看専の目的は、 地域活性化でなく、 県立柏原病院の看護師確保。 病院局は、 目的を達成できていないと考えている」 と、 県病院局が同看専を運営することはないとの見通しを強調。 また、 看専運営費に県の一般会計が充当されていることが 「行革の上で一番難しい」 と述べた。

 その上で、 「存続しても、 地元の人が入学しない、 卒業しても残ってくれない現状がある中で施設も老朽化している。 優秀な人材を確保するために、 奨学金もひとつだし、 地元から看護師になろうという人の夢なり希望なりの支援策を模索するのが一番大事だ」 と述べた。