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5年で出動が30%増 6割超が65歳以上 丹波市上半期救急まとめ

 丹波市消防本部は、 今年上半期の救急出動状況をまとめた。 救急出動は1376件(前年同期比117件増)、 搬送人員は1346人(同131人増)と、 過去最多だった昨年同期を上回り、 5年連続で増加=表、 グラフ参照。 市内医療機関の収容率は、 2008年上半期から5年ぶりに60%台に乗った。 半数以上が市外搬送されていた整形外科が持ち直したことなどが要因。

 救急出動件数は、 昨年の上半期から9%増加、 08年上半期比で5年で30%増と大幅に増えている。 65歳以上の高齢者が822人と、 61・1%を占めた。 急病による出動が昨年上半期より105件、 112人増えており、 高齢化が影響しているとみられる。 1日平均の出動回数は7・6回。 救急車で搬送されたものの、 入院の必要がなかった軽症者が43% (575人) あった。 中でも、 交通事故では83% (160人中132人) が入院不要だった。 反対に、 急病では、 入院が不要だった人は38% (811人中307人) だった。

 整形外科疾患の疑いでの市内収容率は、 昨年上半期の42%から、 54% (224人中121人) と12ポイント回復。 交通事故を中心に、 従来から多くの患者を受け入れている大塚に加え、 4月から5年ぶりに常勤医が2人と複数体制になり、 入院・手術を再開した県立柏原の受け入れが増加。 1月は49%だった同科収容率は、 4月以降60%台を維持。 6月は67%と高くなった。

 診療科別の市内収容率は、 搬送総数の半数強を占める内科疾患疑いで73% (714人中518人)、 このうち、 循環器疾患疑いの収容率は78% (89人中69人) で、 うち61人を県立柏原が収容した。 外科 (146人中94人) は64%で、 うち56人を大塚が占めた。

 小児科は、 71% (69人中49人)。 市内収容の全てが県立柏原。 市外搬送20人のうち12人は、 3次医療機関の県立こども (神戸市) と済生会兵庫県病院 (同) などへの転院搬送。 7人が、 輪番当番日のささやま医療センターへの搬送で、 県立柏原とささやま医療センターで、 2次救急がほぼ完結している。

 脳外科疾患疑いは、 市内収容率16% (154人中25人) と著しく低い。 市外搬送の82% (129人中、 106人) を市立西脇に搬送している。

 旧町で市内収容率は異なっており、 市島地域では福知山市へ、 山南地域では西脇市への搬送が多くなっている。 市内収容率は、 山南38%、 市島51%、 柏原58%、 青垣65%、 氷上70%、 春日75%。 柏原と氷上は、 大塚、 県立、 赤十字から、 より高次病院への転院搬送が多い事情があり、 これら市外への転院搬送を除くと、 市内収容率は柏原で72%、 氷上で77%になる。

 

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