もみじバーガー考案 氷上高校・食品加工科

2013.06.13
ニュース丹波市

 丹波の特産を生かした商品を作ろうと、 氷上高校の食品加工科の生徒6人が、 シカ肉を使ったハンバーガー 「もみじバーガー」 を考案した。 丹波産の黒豆や米粉パン、 氷上高製みそを使ったソースなど、 地元の食材にこだわった。 6月15日午前11時から道の駅あおがき (丹波市青垣町西芦田) で50個、 22日午前11時から道の駅丹波おばあちゃんの里 (同市春日町七日市) で200個販売する。 1個500円。

 同科では昨年度からハンバーガー作りに挑戦。 当初は黒豆を使ったものを考えていたが、 今年3月に行われた同校の就業講座で、北海道で人気の 「ジャンボホタテバーガー」 考案者の講演があり、 丹波で獣害が深刻化しているシカの肉を使用しては、 と助言を受けた。

 ハンバーガー作りに協力しているシカ肉料理店 「無鹿」 の鴻谷佳彦さんは、 生徒からレシピを受け取ったとき、 「ほとんど手を加える必要がないくらい精度の高いものだった」 と驚いたという。 柏原町柏原のパン店 「よしだ屋」 の吉田賢一さんも協力し、 素材の味が引き立つように薄味に仕上げた。

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