篠山産割りばし作製 「木の駅」間伐材を利用 バイオマス丹波篠山

2013.10.03
ニュース丹波篠山市

写真・ 「木の駅」 に集まった間伐材で作り、 味まつりで無償配布する篠山産の割りばし=篠山市垣屋で

 里山整備による資源の循環を推進しているNPO法人バイオマス丹波篠山 (岸本正紀代表理事) は、 篠山の間伐材を使った割りばし2万膳を作製。 10月12―14の3日間、 篠山城跡周辺で行われる 「丹波篠山味まつり」 の食会場で、 約1万膳を無償配布し、 残り1万膳を市内の飲食店に供給する。

 

 バイオマス丹波篠山は、 昨年12月から垣屋、 真南条上、 向井の3カ所に 「木の駅」を設置し、市内の間伐材を受け入れている。その間伐材のうち、約0・8立方メートル分を原料に、 国産割りばしを量産している岡山県西粟倉村の業者に製作を依頼。 割りばしの袋は、 同法人が篠山らしいデザインにした。

 同法人は、 間伐材を粒状にした燃料で使用するペレットストーブの設置を促進するなど、 「間伐材の加工品の消費を増やすことで間伐が進む」 という基本方針を掲げており、 さらに市民に消費の動機づけをしようと割りばしを考案した。 また、 多彩な食材に恵まれ、 丹波焼などの器もある篠山市で、 割りばしも篠山産にすることで、 「オール篠山産」 の食を観光客にPRしたい考えもある。

 祭り終了後、 市内の飲食店に篠山産の割りばしの利用を呼び掛けるほか、 使用後の割りばしをペレット化し、 再利用を考えている。

 同法人の高橋隆治さんは 「市内で間伐材の割りばしの消費を増やし、 里山の地産地消を進められれば」 と話している。

 同法人は8月に木材利用コーディネーターを置き、 「木の駅」 事業をはじめ、 間伐材のペレット化、 ペレットストーブの設置促進、 人工林の間伐支援事業などの推進を強化している。

 篠山産間伐材の割りばし、 間伐材の搬出、 伐採木の相談、 ペレットストーブの設置相談などは同法人西紀事務所 (079・593・1150)。

関連記事