「つうしん」約100編掲載 現役時代の随想を本に 元小学校長・勝川浩幸さん

2013.11.10
ニュース丹波篠山市

写真・ 「校長室つうしん」 をまとめた自著を手にする勝川浩幸さん=氷上町成松で

 元小学校長の勝川浩幸さん (77) =丹波市氷上町成松=が、 在職中に発行していた学校だよりをまとめ、 「学ぶ楽しみ生きるよろこび」 と題して自費出版 (丹波新聞社印刷) した。 いじめや体罰など、 今に通じるテーマを取り上げており、 「厚かましいが、 若い教師に読んでもらい、 『なるほど』 と思ってもらえる所がひとつでもあれば」 と話している。

 中学理科教師を経て、 1992―95年度に氷上町立西、 北両小学校で校長を務めた。 学校のようすなどを知ってもらおうと、 「校長室つうしん」 と名付け、 「5」 の倍数の日に発行。 毎回、 800―900字を書いた。 西小で115号、 北小で119号を発行。 その中から約100編を選んだ。

 若い教師に教壇に立つ心構えなどを説いた 「教育とは何か」、 日記や読書の効能を綴った 「読むこと書くこと」、 子どもを取り巻く環境について問題提起した 「子どもの幸せを考える」 など7章からなる。 「いのちの教育」 の章では、 「いじめが起きる原因」 や 「愛のムチは幻想」 などのテーマで書いた文書を掲載。 「愛のムチは幻想」 では、 「体罰によらなければ子どもを指導できないような教師は、 自分の指導力のなさを恥ずべきである」 などと綴っている。

 丹波新聞に、 同 「つうしん」 を転載して連載。 当初、 在校生の家庭だけに配っていたが反響が大きく、 校区内の全世帯に配るようになった。

 200冊を発行。 B6判230ページ。 1400円 (税別)。 谷書店 (柏原町柏原) で販売しているほか、 丹波市内の図書館でも読める。 勝川さん (0795・82・2894)。

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