「鉄かマンガン」と認識 当時の主事が証言 濁水流出事故で市会100条委員会


 2012年8月に青垣で発生した濁水流出事故などに関する市議会100条委員会が11日、 行われた。 事故当時の工務係主事、 水質検査結果をファイリングした当時の工務係主幹への証人喚問が行われた。 同主事は、 濁水事故が起きた際に 「鉄かマンガンしかないだろうと思った」 と証言。 それを当時の同僚に電話で伝えていたといい、 連絡、 相談が十分に機能していない実態が改めて浮き彫りになった。

 8月22日、 同29日の2度起きた濁水事故は、 いずれもその日の夜に知ったといい、 「1度目は突発的なものかと思ったが、 2度目の時に認定こども園が塩素を入れた際に濁ったと聞き、 それなら鉄かマンガンしかないだろうと思った」 と証言した。

 また、 郵送されてきた新水源の水質検査結果を受け取った同主事は、 封筒から中身を少しだけ出した状態でタイトルだけを確認し、 当時の主幹に渡したと証言。 主幹も中身を十分に見ずにファイリングした。 同主幹は、 「中身を確認すべきだったが、 (水質検査結果が) 悪いはずがないという思い込みがあった」 と述べた。 「特記事項としてマンガン値が高いことが大字で書いてあるが」 との委員に問いに対しても 「記憶にない」 と述べた。

 また、 水質検査結果を丹波市が公表しなかった問題で、 市は、 「議会などに報告した 『前部長の指示により公表しなかった』 との表現は、 前部長に直接確認した」 との見解を述べた。

 委員から経過を問われた現水道部長は、 「議会などに報告をあげるために、 1月17日に 『前部長の指示により』 と書いた文書を見せながら前部長に文言、 表現を確認してもらったところ、 『トップである私の判断だ』 と述べられた」 と話した。