Categories: 地域医療特集

丹波市連携会議が初会合 医療・介護両方必要な高齢者支援

 丹波市は、 医療ニーズと介護ニーズの両方をあわせ持つ高齢者を地域で支えるための連携面での課題を共有し、 改善につなげようと、 「丹波市医療介護連携会議」 を設置し、 市春日庁舎で3日、 初会合を開いた。 医療、 介護、 福祉関係者が意見を述べ合った。

  入院先から、 施設を含む在宅に戻りたいと思っても、 戻れなかった人が戻れるようにする策、 よりスムーズに戻れるような策などを考える。

 委員は、 医師、 歯科医師、 薬剤師会の代表、 丹波圏域リハビリテーション支援センター、 丹波健康福祉事務所、 県立柏原病院と柏原赤十字病院の地域連携室とソーシャルワーカー、 市介護サービス事業者協議会の介護支援専門部会のケアマ ネジャー、 同訪問部会の訪問看護ステーションの13人。 市の高齢者あんしんセンター (市春日庁舎内) が事務局。

 初会合では事務局が趣旨を説明。 会議の取り組みの一つとして、 入退院時の 「介護と医療の連携マニュアル」 作りを提案した。

 同マニュアルは、 介護が必要な人が入院した際のケアマネジャーとかかりつけ医の連絡や、 入院中に退院後の生活を話し合う際の情報共有をスムーズにする方法などをまとめるもの。

 この日はマニュアル策定について具体的な議論は行わず、 出席者が現状や課題を述べ合った。

  「在宅の訪問診療の要望が少ない。 歯科衛生士を連れて機械を持ち込むことに抵抗感があるのかもしれないが、 遠慮せずに使ってほしい」 (歯科医師会代表)、 「病院の地域医療連携室へのお願い。 在宅で過ごすがん患者で医療用麻薬が必要な人とは、 早くから接点を持ちたい」 (薬剤師会代表)、 「入院中に、 自宅に戻った時の生活のイメージが持てるような工夫を。 連携のためには、 その人の家での生活など相手のことをよく知る必要がある」 (訪問看護ステーション代表) などの意見が出された。

 また、 「本人が自宅で過ごしたいと考えても、 家族の意向で入院、 入所になる。『家族は面倒を見ない』 という点を掘り下げて考えなければいけないのでは」 (医師会代表) などという指摘もあった。

 10月から11月をめどに2度目の会議を開く。

 

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