「もみじマラソン」中止 災害復旧を優先


  「兵庫・丹波もみじの里ハーフマラソン大会」 の実行委員会 (足立栄逸委員長) は4日、 11月2日に予定していた第37回大会を中止することを決めた。 丹波市豪雨災害の復旧を優先したいとする市側の意向を受け、 役員会で協議、 決定した。 市制10周年記念の冠イベントが10月以降、 集中して予定されているため、 市は、 各担当部署がイベントを開催するか否かの判断材料とする、 市としての考え方を整理する作業に入った。

同マラソン大会は、 実行委員会制をとっているものの、 準備段階から当日の運営まで多くの市職員がサポートしている。 また、 エントリーを締め切る前だったことから、 できるだけランナーに迷惑がかからないようにと判断を急いだ。

締め切りは、 振替払込用紙が8日、 インターネットが16日までだった。 市の事務局によると、 5日時点で2241人が申し込んでいた。 今後、 すでにエントリーした人への返金などの事務を進める。

担当の市まちづくり部は、 「運営をサポートできる職員がどれだけ確保できるか分からず、 結果的にランナーに迷惑をかけることにもなりかねない。 復旧を優先するという方針をもとに総合的に判断した」 としている。

市は今後のイベント開催について、 ▽災害復旧に優先してあたる▽いったん、 ゼロベースに戻して判断する―を柱にしているものの、 イベントの運営方法、 市のかかわり方、 内容、 規模などもまちまちで、 ひとくくりに判断できないため、 市としての考え方を整理する作業に入った。 市総合政策課は、 「開催か、 中止かは両論ある。 考え方の整理を始めたばかり。 早急にまとめたい」 としている。