公民館の再建進まず 急な災害 貯えなく 市島町谷上自治会


山からの土砂が入りこんだ公民館内部。ほぼ手がつけられないまま1年が経過しようとしている=市島町谷上で

昨年8月の豪雨災害で被災した市島町谷上自治会(葛野義広会長、37戸)の公民館の再建が、1年が経つ今も進んでいない。同自治会は国から辺地指定を受けているため、再建にかかる補助金の交付額は他の自治会よりも多いが、急な災害な上、高齢化の進む小さな自治会ゆえに“先立つ”貯えがないのがネックになっている。被災した公民館は今も土砂が堆積したままになっており、資金難で解体もできない状況。葛野自治会長は、「高齢者の多い地域でもあり、避難所がないのも不安だし、こんな時だからこそコミュニティの拠点がほしいのだか」と頭を悩ませている。