記録的な好天少雨 10月 野菜にじわり影響も


 気象庁アメダスによると、好天が続いた丹波市(柏原町下町)の10月の月間日照時間は、10月としては1988年の観測史上最も多い191・4時間で、月間降水量も76年の観測開始以来、10月としては過去3番目に少ない49・5だった。雨は1、2の両日に降った後、27日まで降らなかった。好天少雨の影響で、農作物への影響がちらほらと出ている。

 10月の平年値は、日照時間が129・6時間、降水量が120・8、平均気温が15・9度。日照時間は平年より47%多く、降水量は平年の41%にとどまった。ただ、平均気温は、平年値15・9度に対し15・6度と少し下回った。

 打撃を受けているのが、青垣の特産、あざみ菜。田植え終わりの時期に雨が多く、種まきが遅れた上、10月の乾燥で発芽せず、漬物の材料がそろわなくなっている。10月中ごろから仕込みに入るが、すぐ売り切れるわずかな量しか漬けられなかったという。紅葉シーズン時はかきいれ時だが、あざみ菜生産組合は、「注文を受けても出せる品物がない」と弱り切っている。

 出足が好調だったマツタケも、市内の生産者によると「秋まつりの10月10日ごろにはもうなかった。さっぱりだった」と話した。