被災地でアジサイ栽培 大地農園の復興提案 丹波市が採択


プリザーブド加工された人気のアジサイと、「被災地に貢献したい」と話す大地農園の社員たち=山南町工業団地内の同社で

プリザーブドフラワーなどを製造販売する大地農園(山南町工業団地内、大地伹社長)が提案していた、昨夏の丹波市豪雨災害の被災地で展開する「アジサイ栽培による農の再生プロジェクト」が、市の「復興まちづくり協働型事業」に採択された。来年4月以降、被災地の市民活動団体や地域住民らにアジサイを栽培してもらって美しい景観を形成するとともに、同社が商品材料として良品の花を買い取り、収益的にも被災地を支援する。

被災農地を有する地域限定で、10アール以上の農地を持つ希望者に栽培してもらう。栽培するのは、青色が美しい「ゆめアジサイ」と、白い花が特徴の「アナベル」の2品種。

同社の指導で、土壌改良や畦立てなどを経て、来年秋に植え付ける。栽培方法など技術指導も同社が行う。花を摘み取るのは観賞時期が過ぎた8―9月ごろのため、花盛りのころは地域の景観形成となる。