篠山市福住・天王峠に投棄ごみ2 住民ら回収、行政も確認


写真・ごみを撤去する住民ら。ここ以外にも何個所も大量のごみが捨てられている=篠山市福住で

 篠山市福住と大阪府能勢町を結ぶ天王峠の国道173号沿いの斜面に、長年にわたる大量の不法投棄ごみが堆積している個所が見つかり、地域住民らがこのほど、回収作業を行った。ごみ量は回収した分だけで約2、タイヤ30本にも及んだが、峠全体ではここ以外にも不法投棄されている個所が何カ所もある。2月16日には篠山市、能勢町、丹波県民局環境課、大阪府池田土木事務所の担当職員らが現場を確認し、不法投棄ごみの防止対策について話し合った。

 福住地区の住民らが、間伐時などに使う作業道の点検をしていた際、幅約20、縦約100の斜面いっぱいにごみが散乱、堆積している個所を見つけた。国道沿いの狭い待避所から投げ捨てられたごみが雨水などと一緒に流れ、斜面の下へ下へと堆積していったとみられる。待避所近く一帯にはフェンスが設置されているものの、その個所だけ設置されていなかった。国道から下を覗き込むように見ないと分からないような急斜面で、人の目が届かなかった。

 市に相談し、市保健衛生推進協議会の助成を活用して空いた個所にフェンスを設置。さらにこのほど、市職員や地元自治会ら16人が半日がかりで回収した。