篠山市市名変更に賛否噴出 市議会報告会で意見交換


 篠山市議会は5月15日から26日にかけて市内9地区で開いた議会報告会の中で、参加住民と「丹波ブランドと市名について」をテーマに意見交換を行った。市名変更することに賛成の意見が多い地区もあれば、反対する意見が大勢を占めた地区もあり、意見のばらつきが見られた。報告会への参加者は9地区で計295人。昨年度、市内全19地区で開催した報告会の参加人数(323人)に迫る数字で、賛成、反対、いずれにしても、市名問題への関心の高さを如実に表している。

 今年2月から5月30日までに計7団体が市名変更を求める要望書を市長や議長に提出。反対の声を上げる団体はなく、双方の意見が公の場で出されるのは、今回の議会報告会が初めて。

 反対する人の主な意見では、「丹波篠山市と丹波市になれば、さらに混乱するのでは」「市名を変えればうまくいくというのは間違いでは」「市名変更にかけるお金を篠山市のPRに使うべき」などがあがった。

 一方、賛成する人は、丹波市の誕生に伴い、同市と篠山市が混同されているケースなどを引き合いに出しながら、「誤解を解くためには市名変更が一番早い」「丹波篠山の方が全国的に知られているので、丹波篠山市にしたほうがよい」などの意見が出された。

 報告会には地区を超えて参加している人もおり、要望団体の関係者や、市名問題について意見を持つ人の姿が見られた。

 賛成、反対どちらでもない意見としては、「市名変更は大きな問題。議会は全地区で意見を聞くべきではないか」「プラスの経済効果はどれほどになるのか」「丹波市や若い人はどう思っているのか」「市名が変わって困る人はいないのか」などもあがった。