足立義郎さんの丹波栗「銀寄」 10万2000円で落札 県府合同品評会で最高賞


写真・近畿農政局長賞の丹波栗を手にする生産者の足立義郎さん(右)と落札者の柳川拓三・やながわ社長=兵庫県丹波市氷上町市辺で

 JA丹波ひかみ本店前のとれたて野菜直売所(兵庫県丹波市氷上町市辺)で10月7日に開かれた「第1回丹波栗(丹波くり)広域品評会」受賞栗のセリで、最高賞の近畿農政局長賞に選ばれた足立義郎さん(64)=同市青垣町小倉=の「銀寄」1・1キロが、10万2000円で、菓子製造・販売「やながわ」(同市春日町野上野)に落札された。「夢の里やながわ」本店で展示されている。

 柏原住民センターで6日に開かれた、兵庫と京都にまたがる丹波地域初めての県府合同品評会の上位入賞栗(丹波市生産者分、3等賞以上)16点がせり売りされた。

 10万2000円まで値が上がり、栗1個が4000円近くする近畿農政局長賞の栗をせり落とした「やながわ」の柳川拓三社長は「丹波栗の品質と、生産振興にお世話になっている生産者に敬意を表したい思いと、弊社のみならず、丹波地域が昔から丹波栗という産物に恩恵を受けてきた感謝の気持ちも込めて落札した。今後の丹波栗の品質向上と生産拡大でさらに丹波栗のブランド価値が高まることを期待する」と話した。

  東兵庫魚菜(氷上町石生)の久下聖太社長がせり人になり、せり上がりでせった。3等で4000円(1・1キロ)、県知事賞で7100円(同)の値がついた。

 せりの様子を眺めていた買い物客たちは、10万2000円の値段に驚きの声を上げ、国内最高級の丹波栗の中でも破格の値段がついた近畿農政局長賞受賞栗を撮影した。

 丹波市にはこれまでなかったクリ販売に特化したイベントとして、同JAが初めて企画した。