スマホの威力


 先日のバラエティー番組で、東大生の親の約8割が「子どもの話をきちんと聞く」ことをしていたと紹介していた。
当たり前のことだと思いきや、もう一方で、「自分の親は自分よりもスマホ(スマートフォン)の方が大事だ」と感じた子どもが2割もいるというデータも一緒に紹介していた。2割の親は、子どもの話も聞かずにスマホに夢中になってしまっているという。スマホがあるのが当たり前の今の若者がこれから親になっていった時、「子育てはどうなっていくのか」と警鐘を鳴らしていた。

 我が子に目をやると、何やらスマホに没頭中。話しかけてもしばらく応答がなく、遅れて気のない返事が返ってくる。子どもの話を聞かない親は問題だが、もうすでに子どもたちは「自分(親)よりもスマホの方が大事?」と感じてしまう。

 ポケットに入っていないと少し落ち着かないほどに生活の中でスマホが幅をきかしている。でも、そのスマホの威力に立ち向かい、子どもたちのスマホのやり過ぎにはネチネチと注意し続ける親であろうと改めて思った。(芦田安生)