春日戦国太鼓が30年 3月11日、春日で記念公演


写真・発足30年を迎えた「春日戦国太鼓」のメンバー=兵庫県丹波市春日町黒井で

 勇壮な和太鼓演奏を各地で披露しているグループ「春日戦国太鼓」(三木和浩リーダー)が今年で発足30年を迎えた。丹波市内の催しはもとより、過去には海外で演奏するなど精力的に活動してきた。節目を記念した公演を3月11日午前10時半から、野上野交流施設(丹波市春日町野上野)で開くことにし、関係者らに案内状を送って来場を呼び掛けている。わずかだが一般の入場もできる。三木リーダー(44)=同町黒井=は「地道な活動が30年という歴史を重ねられたのは、地域の支援があったからこそ」と感謝している。

 「北摂・丹波の祭典 ホロンピア88」や地元の詩人・深尾須磨子生誕100年祭、春日文化ホールの完成など、同町にとって飛躍の年となった1988年、住民有志らが発起人となって発足した。

 発足時からのメンバーの竹村重雄さん(74)=同町野村=によると、16人でスタートした当初は和太鼓演奏の経験者はおらず、楽譜を読める人もいなかったという。「最初は太鼓もなく、丸いすをたたいて練習した。譜面台もなかったので、物干し用ロープを張って洗濯ばさみで楽譜をとめていました」と笑う。

 ほどなく、音楽家の矢野晄道さんに作曲を依頼した組曲「丹波の赤鬼」が完成。戦国時代に黒井城で繰り広げられた「丹波攻め」を太鼓のリズムで表現したもので、第一~三章で構成されており、今では同グループを象徴する曲になっている。