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多種類の和楽器に挑戦/春日文化協会長 竹村 重雄(丹波市春日町野村)

魅力や面白さ伝えたい

40年のキャリアの尺八のほかに和太鼓、津軽三味線、オカリナ、ほら貝に次々挑戦。イベントや福祉施設、学校での演奏や洋楽器とのコラボを通し、和楽器の魅力を伝える。

尺八に初めて触れたのは高校2年の時。「数学の先生が尺八を吹いていたのを見て、何とも言えない音色にひかれた。尺八を貸してもらって吹いたところ音が出たのでうれしくなり、プラスチックの尺八と教本を買い、唱歌や童謡を楽しんだ」と振り返る。

高校を卒業後、酪農業に従事したが、忙しくて10数年尺八から遠のいた。会社勤めに変わってから、都山流尺八楽に入門。柏原や篠山の教室に通った。「尺八には通常5つ穴が開いているだけで、穴を開閉しながら洋楽器と同じ12音階を出すのが難しい。首を振ったりしながら、その人独特の音色を創り出せるのが面白い」と話す。今は新都山流大師範として「幻山」の名で演奏会に出演している。

もう一つ長く続ける「春日戦国太鼓」は30年前の立ち上げ時からのメンバー。フランスのニースカーニバルの出演経験も。「各国の出演者と楽器を演奏し合いながら互いにリズムを取り、言葉は通じなくても楽しい時間を過ごせた」と語る。

丹波文化団体協議会による「子どもたちのための和楽器鑑賞会」で、丹波市、篠山市の小学校に筝、三味線などの演奏者とともに出前授業もする。「塩化ビニールパイプで作った尺八で指導するが、音が出た時の子どものうれしそうな表情を見ていると、自分自身の高校時代を思い出す」と笑顔。春日文化協会長として文化の向上にも力を注ぐ。

毎朝の黒井城跡登山を欠かさず、楽器と同様チャレンジ精神旺盛。74歳。

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