映画「恐竜の詩」 一足早く500人鑑賞 春日で先行上映会


写真・舞台あいさつする近兼監督=春日文化ホールで

 兵庫県丹波市を舞台にした映画「恐竜の詩」の完成披露式典「地元先行プレミア上映会」(映画「恐竜の詩」製作委員会主催)が3月24日、春日文化ホール(同市春日町黒井)で行われ、市民ら約500人が一足早く作品を鑑賞した。6月1日から全国ロードショーを予定している。

 上映に先立って、同ホール通路から舞台にかけて敷かれたレッドカーペットを歩いて近兼拓史監督や出演者が登場。あいさつをした近兼監督は「私は神戸市長田区出身。震災でふるさとの景色を失い、普通だと思っていたことが幸せなことだったと思った。ささやかな幸せがなくなるのは悲しい。兵庫の原風景を撮れる時に撮り、先の子どもたちにも見せたい」と、丹波市を舞台にした動機などを話した。

 上映会では市内のなじみの場所や知人の顔がスクリーンに映ると、客席から驚きの声が漏れていた。

 上映会後に再び出演者らが登場。地元オーディションを受け、柏原高校放送部員役で出演した武田丹音さんは「丹波で生まれ育って良かった。映画完成はみなさんのおかげ」と話し、小学校の先生役を演じた吉竹柏輝さんは、児童ともめるシーンに触れ、「撮影時の休憩時間は児童役の子どもたちと仲が良かったんです」と話し、笑いを誘っていた。