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陶工の“技”を間近で 5月3―5日、今田で「春ものがたり」

写真・最古の登り窯を使用した焼成イベントで昼夜問わず作業に精を出す窯元や関係者ら=兵庫県篠山市今田町上立杭で(2015年、夜撮影)

兵庫県篠山市今田町立杭地区の丹波焼窯元群などで5月3―5日、「第12回やきものの里 春ものがたり」(やきものの里プロデュース倶楽部主催)が開かれる。オープン工房などもあり、陶工の“手しごとの妙”を間近で見られる催しや、マルシェが開かれるなど、丹波焼の魅力を伝える多彩なイベントが展開される。また、2日午前9時から数日にわたって、丹波焼最古の登り窯を使っての焼成が公開され、春の今田に彩りを添える。

会場は、各窯元のほか、▽立杭陶の郷(同町上立杭)▽兵庫陶芸美術館(同)▽こんだ薬師温泉ぬくもりの郷(同町今田新田)―。

窯元52軒が参加し、匠の技を間近で見学できるオープン工房は期間中、毎日実施。工房や窯場で伝統技法を見学でき、ほとんどの窯元で写真や動画の撮影もできる。また、期間中、5窯元が自前の登り窯で焼成を行う。

1895年に築窯され、全長47メートル、現存する丹波焼最古の登り窯では、窯元やスタッフらが24時間体制で薪をくべ続け、最高温度は1300度に達する。夜には「蜂の巣」と呼ばれる排煙口から炎も噴き出し、やきものの里の夜を幻想的に彩る。

昨春も実施される予定だったが、直前に内部からガス缶が見つかり、中止になったことから、事件以降、防犯カメラを設置したり、見回りを行い、安全面にも注力している。

毎回、好評を博しているマルシェは陶の郷の中庭で実施。「トチノキマルシェ」と銘打ち、延べ13店舗が軒を連ねる。

春ものがたりの詳細、そのほかのイベント、窯元の所在地などを掲載した冊子を各窯元や3施設、市役所各支所などに置いている。立杭陶の郷(TEL079・597・2034)。

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