「多紀八十八ケ所」を結願 宇土の細見夫妻


写真・このほど、「多紀八十八ケ所」の札所すべてを巡り、朱印帳を手にする細見夫妻=兵庫県篠山市宇土で

「多紀八十八ケ所巡拝」を行っていた篠山市宇土の細見信利さん(80)、和乃さん(73)夫妻がこのほど、篠山市内にある88ケ所すべての札所を巡り終えた。当初、「四国のお遍路でさえ1年で回り終えた。市内巡りなら余裕」と始めた巡拝だったが、「多紀八十八ケ所巡拝」が下火になって久しい現在、管理者が不在、不明の無住寺やお堂、朱印の紛失など予期せぬ事態が頻発。思うように朱印帳が埋まらず、結願までに丸一年を要した。

細見さん夫妻は、「四国のお遍路のように、すんなりとはいきませんでしたが、苦労した分、朱印帳をめくっていると、お世話になった人の顔やその時の出来事が浮かんできて楽しいです。夫婦共通の思い出がまた一つ増えました」とほほ笑んでいる。

(詳細は篠山版5月27日)