植野美術館で川端謹次展 受贈作2期に分け展示


写真・写真展示される作品「雲海」(1970年)

柏原町出身の洋画家、故・川端謹次の生誕110年と家族から市への作品受贈を記念した展覧会(市教育委員会など主催、丹波新聞社など後援)が5月26日から7月8日まで植野記念美術館(TEL0795・82・5945)で開かれる。小品やスケッチ類のほか、年賀状の版木など私的に制作されたものなど約130点を展示する。

一昨年に同美術館に寄贈された、油彩画153点、水彩画22点、スケッチ類、小品類を2期に分けて展示する。

川端は、1909年生まれ。旧制柏原中学校で東京美術学校(後の東京芸大)を卒業し同校に赴任した山本茂斗萌の薫陶を受けた。山本が開いた西洋画展で藤島武二の絵を見て憧れ、同美術学校に進学し藤島に師事。卒業後は、県立長田高校(神戸市)などで美術を教えながら制作を続け、1955年「潮騒」で日展特選に輝くなどした。「光と空気と水」をモチーフに描き続け、1998年に89歳で亡くなった。

26日午後1時半から、開会式と講演会が開かれる。講師は、岡泰正・神戸市立小磯記念美術館長と作品寄贈者の川端皓孔さん。先着100人、電話予約。入館料大人600円。月曜休館。