「生田和孝の陶業」紹介 9月9日まで陶芸美術館


生田の作風を特徴づける「糠釉鎬大鉢」などが展示されているテーマ展会場=兵庫県篠山市今田町上立杭で

 兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭、TEL079・597・3961)でテーマ展「丹波の民藝 生田和孝の陶業」(同美術館、丹波新聞社主催)が開かれている。

 生田(1927―82年)は、思想家の柳宗悦(1889―1961年)と共に「民藝運動」を推進した陶芸家、河井寛次郎(1890―1966年)の内弟子として修業を積んだ後、1957年、今田町に移住し、丹波焼の伝統的な陶技を学んだ。民藝の精神を根底に、面取や鎬手などの豪快な陶技と糠釉や土灰釉などを組み合わせ、独自の作風を確立した。同展では、76点の作品を通じて、「丹波の民藝」の一側面を紹介するとともに、生田の幅広い作品の魅力に迫っている。9月9日まで。