60歳以上男性限定美容室を計画 浅田芳生さん(丹波市山南町井原)

2018.06.24
たんばのひと

浅田芳生さん

丹波のおじさんかっこ良く

丹波市内に5店舗を展開するナニワ美容室で後進を育ててきた。来月、丹波市内に60歳以上の男性客限定の美容室を立ち上げる。「年金生活者を応援。田舎のおじさんをかっこよくしたい」との思いで開店準備を進める。ヘアカットはもちろん、顔と頭皮を独自の方法でつやつやにし、男を磨く。自家栽培の野菜持ち込みの人、身体が不自由な人などを対象に割り引きするユニークな料金体系を導入する。

また、既存店では営業前の午前6―8時半に75歳以上の「ゴ
ールドシニアサロン」を開く。

祖母が大阪市浪速区で髪結いに従事。疎開先の丹波市で母が美容室を開業した。海外にあこがれ、大学で語学を磨き、商社に入社。担当の百貨店に入っていた美容室店長と話をするうちに魅力を感じ、美容業界に入った。

日本最古で、西日本最大の美容団体、一般社団法人ビューティネットワークの役員を務める。業界振興には福利厚生面の不安定さが課題と思い、社会保険制度に一早く加入。雇用保険や住宅手当なども導入し、定年を70歳に。子育て中の美容師をパートとして雇い、子育て後は正社員として迎えるなど、美容師の労働環境を整えた。また、若者の丹波定住を進めるため、大阪や滋賀に姉妹店を設け、都市部で働いた後、丹波に帰郷できる制度を設けた。

また、山南町の持ち家を保養所に改築、社員とその家族が憩える場をつくり、さらに福利厚生を充実させる。

「丹波で大志を抱ける若者を育てたい」。画家の藤田嗣治に傾倒。「スタイリストとして挑戦したい」との思いで、藤田のフランス帰化後の名前から「レオナール・アサ」と名乗る。66歳。

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