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11日連続の猛暑日 地区水泳や部活に影響 丹波市

 記録的な猛暑による熱中症から児童、生徒を守ろうと、夏休みに入った丹波市内の小中学校は、PTA事業の地区水泳を取りやめたり、運動部の活動時間を午前中に集めるなど、未経験の暑さを乗り切るために神経をとがらせている。子どもたちの夏休みの楽しみが、暑さで制約されている。

 地区水泳は、各小PTAが、中止、条件や対策を施し実施の可否を判断している。
 崇広、北、黒井、船城の4校は全日程で中止。東小は7月中は中止。

 多くの学校が水温や気温によって中止する判断基準を新設。中止基準は、PTAと学校が模索し、「午前11時時点で水温36度以上」(春日部小)、「午前8時20分で気温31度以上」(前山小)、「水温と気温の合計が65度」(西小)などまちまち。午前中に変更、プールサイドに水筒を持ち込む、こまめに水分補給を呼び掛けるなど予防にも務める。

 このほか、「日陰がある渡り廊下に移動し、休憩する」(南小)、「ミストシャワーを手作りし、涼めるようにする」(中央小)といった対策も。
 奉仕活動への児童の参加をなしにしたり、老人会との交流グラウンドゴルフ大会を中止するなど、夏休み中の行事を見直した学校もある。

 中学校の部活は、▽朝の開始時刻を早める▽暑い時間は運動を避ける▽塩あめを用意する▽これまで禁止していたスポーツ飲料を解禁する―といった対策をとっている。

 中学校は熱中症予防に有効な暑さ指数「WGBT」(湿球黒球温度)を参考にしている。指数は環境省の「熱中症予防ガイド」で実況と予測がされる柏原の値を見る。春日中は、環境省が熱中症予防運動指針で運動は原則中止とする同指数31度になると、屋外、屋内とも運動を中止する。中学校にあるのは気温計くらいで、WGBT計測器はなく運動継続、中止の判断がしづらい現状がある。和田中は測定器の導入を検討している。

 柏原中は、保健室に冷房をかける、経口補水液と氷を準備するなど、体調不良を訴える生徒が現れた場合のケアにも備えている。

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