にわか山城ファン


 こども新聞の6―8月号で、丹波国ゆかりの戦国武将3人を特集して、にわか山城ファンになっている。

 赤井(荻野)直正が城主をしていた時、明智光秀の丹波攻めを受け、一度は光秀を追い返した舞台となった黒井城。地元の人たちが草刈りをされていて、さすがに登りやすい。

 直正とも手を組み、反織田勢力の一角としてろう城戦で光秀と戦った八上城の波多野秀治。八上城跡は悲話伝説が生まれた場所がいくつも残っていて、戦国時代を身近に感じられる。

 黒井城跡と八上城跡の周りには、光秀が築いた陣城がたくさんあったそうだ。光秀は、直正と秀治の連携を断つために、丹波市と篠山市の境に金山城をつくっており、その視野の広さに昔の人はすごいと感心してしまう。

 ちなみに、篠山市内には約100カ所も中世の城跡が残っているとか。あちこちの山に山城があったことを知ってから、丹波の山を見る目が変わった。車を運転しながら山を見ると、ふと山頂に昔の人たちの姿が見えたような気がして楽しくなる。
(古西 純)