陶工2人が作品展 王地山焼を展示 9月17日まで


写真・王地山焼を展示している児玉さん~兵庫県篠山市北新町で

 王地山焼陶器所(兵庫県篠山市河原町)の陶工、竹内保史さんと児玉玲央奈さんによる「丹波青磁 篠山藩窯王地山焼展」が、和菓子店「丹波篠山栗菓匠 大福堂」(篠山市北新町)内のギャラリー「篠庵」で開かれている。9月17日まで。

 王地山焼は江戸時代末期の文政年間(1818―30)に当時の篠山藩主、青山忠裕が築いた藩窯。三田藩で青磁の焼成に成功した京都の名工を招いて指導を受け、藩主の社交品などとして隆盛した。藩内の産業育成などが背景にあったものの、が、明治2年に廃窯となった。

 その後、昭和63年(1988)に復興され、陶工の手によって独特の緑色の青磁や染付などが再現されている。

 今回の展示は、陶器所の体験教室に参加したことがある同店の小林信通さんが、「良い陶器をいろんな人に知ってもらいたい」と協力した。