酒井篠山市長が退職申し立て 出直し市長選出馬へ


写真・森本議長に対し、退職の申し立てを行う酒井市長=兵庫県篠山市北新町で

 「市名の名付け親になろう会」から住民投票請求を受けた酒井隆明篠山市長は10月5日夕、森本富夫市議会議長に対し、16日付での退職の申し立てを行った。森本議長は9日に選挙管理委員会に通知する予定で、翌日から起算して50日以内に市長選が行われる。

 法定期日では退職の申し立てをした翌日から20日で自動的に失職するが、酒井市長はすみやかな出直し選挙を希望しており、期日前の退職を願い出ている。退職日に同意する臨時議会の開会や各種事務手続き、職務代理者の準備などがあることから16日付とした。

 退職の申し立てを行った酒井市長は、「初の住民投票が実施されるということで注目が集まっている。これを機に、市民がまちの将来を考え、投票に行ってほしい。篠山市民の真価、民意が問われる」と言い、「市長の職にとどまっていては、十分に訴えかけができないと考えた。一人の個人に戻って、すべてをかけて市名問題の解決に努力する」と話していた。