214年ぶりの輝き美しく みこし鮮やかに修復 「竹田祭」でお披露目 市島町中竹田「一宮神社」


完成以来214年ぶりに修復され、輝きを取り戻した一宮神社のみこし=兵庫県丹波市市島町中竹田で

 「丹波竹田祭」で6社のみこしが参集する「一宮神社」(兵庫県丹波市市島町中竹田)のみこしが、完成した1804年(文化元年)以来214年ぶりに修復された。2日、同神社に美しく輝きを取り戻したみこしが届き、集まった氏子ら20人ほどが修復完了を喜んだ。

 みこしは、大阪の専門業者が約1年をかけ修復。すべて解体され、金箔を張り直したほか、うるしも塗り直した。周囲を飾る「板瓔珞」や四隅に吊るす「角瓔珞」も修復し、一部失われていた部品は新調した。
 氏子らで立ち上げた「一宮神社神輿修繕運営委員会」の前川昌蔵会長(81)によると、同神社のみこしは1831年(天保2年)に松尾大社(京都市)から払い下げられ、現在に至っている。近年は老朽化が目立ち、細かな部分は氏子たちで直していたという。

 前川会長は「こんなにも美しくなるとは。これからもずっと大切にしていきたい」と話していた。
 「丹波竹田祭」は6、7の両日、同神社で開かれる。6日は前夜祭、7日はみこしが宮入りする本宮。