「のろし」で歴史PR 黒井、八上、金山 3つの山城跡一斉に


主催するそれぞれのイベントとともに、「のろし」を上げるコラボ企画をPRする関係者=兵庫県丹波市柏原町柏原で

 戦国武将の明智光秀を主人公にしたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映を翌年に控え、大河ドラマをPRするとともに、地元の武将や歴史にスポットを当てるイベントが4月28日、丹波地域で開かれる。多様な内容の催しが開かれるほか、光秀ゆかりの黒井、八上、金山の各城跡がある山頂で「のろし」を上げるコラボ企画もある。

 兵庫県丹波市春日町黒井で開かれるイベント「ようこそ御茶の国丹波へ」は、黒井城跡地域活性化委員会(吉住孝信委員長)の主催。同城主の赤井(荻野)直正が戦の前に茶をたしなんだことに着想を得た催し。午前10時から始まり、同城跡では甲冑を着た武者によるお茶会、能楽師の上田敦史さん(同市氷上町石生)による新作能「直正」が上演される。ふもとの興禅寺では、午前10時から本堂で抹茶を味わうことができ、午後から春日戦国太鼓の演奏や新作能の上演、雅楽演奏などがある。同寺でのイベントは有料。

 八上城跡では、八上城麒麟がくる委員会(小野健二委員長)が同城跡登山を企画。午前9時に高城会館(篠山市糯ケ坪)に集合して登る。山頂では地元住民でつくる「高城歌舞伎」が2つの演目を舞と唄、パーカッションで披露する。参加自由で無料。

 丹波地域ビジョン委員会のグループ「つなぐ」(高橋京子委員長)は、「1578the金山」と題したイベントを開催。午前8時半に追入神社(同県篠山市追入)に集合し、金山城跡への登山を楽しんだあと、昭和の鐘ヶ坂トンネルで音楽コンサートを行い、西田夫佐さん(篠山市)が出演する。4月15日までに申し込む。

 3つの山頂で「のろし」を上げるコラボ企画は午前11時から。炎が出ない山岳救助用の発煙筒をたいて赤色の煙を上げ、3つの山をつなぐ。

 少雨決行。申し込みと問い合わせは県民局県民交流室総務防災課(0795・73・3724)。