何の木じゃ?「ナンジャモンジャ」満開


写真・庭先で満開を迎えた珍木「ナンジャモンジャ」=2019年5月8日午後5時13分、兵庫県丹波市柏原町で

正式名は「ヒトツバタゴ」

 兵庫県丹波市柏原町の方山文生さん(61)宅の庭先で、珍木「ナンジャモンジャ」の白い花が満開を迎えている。正式な名前は「ヒトツバタゴ」で、日本では愛知県、岐阜県、対馬にだけ自生する希少種のひとつ。

写真・白い花は1週間から10日ほど咲き、花の終わりは一斉に散るという=2019年5月8日午後5時13分、兵庫県丹波市柏原町で

 「ナンジャモンジャ」というユニークな愛称の由来には、水戸黄門として有名な徳川光圀が時の将軍に「あの木はなんじゃ」と聞かれてとっさに「なんじゃもんじゃ」と答えたというものや、木が神事などに使われたため、名を呼ぶことをはばかったというものなど諸説ある。

 方山さんは25年ほど前、「地域であまり見かけない花があった方が楽しいだろう」と、対馬の植木店から苗木を購入。今では高さ、樹冠ともに約5メートルに成長した。真っ白い花が遠目にも目立ち、家の近くを通る人たちからはしばしば「何の花ですか」と聞かれるそう。

 今年はゴールデンウィークの終わりごろから開花。1週間から10日ほどが見ごろで、今年は12日ごろまでは花が楽しめそう。方山さんは「朝は、花が朝日を浴びて白く輝いて見え、雪のようにきれい。家族みんな気に入っています」と話している。